★金スマ・女の達人「フルーツ・アート」2008年8月22日★
今回、とてもうれしかったのは、熱心なスタッフの方とお仕事が出来たことでした。
「カービングについて話を聞かせて欲しい」
スタッフの方が最初に訪ねて来られた時には、ナイフのことも、彫る素材のことも、何もご存じなかったのに、3週間後に撮影を行う時には付箋紙をたくさん貼ったカービングを本を片手に現れ、
「キンショウメロンの作品だと・・・ バターナッツを使ったら・・・」と、カービングについて詳しくなっておいででびっくり!
当初、スタジオ収録用の作品だけ彫り、VTRには私がHP用に撮っていた写真を使う予定だったのですが、
「カービングの良さは3Dでないと伝わりません! 材料は手配しますので、作品を彫ってテレビカメラで撮り直しませんか?」
「作品の素材をなるべく変えて、カービングの多様性を伝えましょう!」
という提案が。
「カービングの良さを伝えたい」というスタッフの方の気持ちがとてもうれしく、彫るデザインにも変化を持たせることによってさらに多様性を出そうと、私も気合いをいれて彫りました。
時期的に入手しづらいバターナッツを探し出したり、番組キャラクターのバンビちゃんを彫る際には、拡大・縮小したイラストを多数用意していただくなど、様々に心配りをしていただき、私は彫ることに集中できました。番組スタッフのNさん、Sさん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
もう一つうれしかったのは、長年の生徒さんでもある「第一ホテル東京」のコックさんをご紹介できたこと。
タイから帰国直後、まだ海のものとも山のものともつかない状態の私に、「うちで講習してみる?」と言ってくださったのが、第一ホテル東京総料理長のKさんでした。
カービングを教え始めた頃に背中を押していただいたお礼を、いつか何かの形でしたいとずっと思っていました。今回の番組、天国にいるKさんも見てくださっているといいなと思っています。
レッスン風景の撮影では、Akikoさん、Hisamiさん、Eriさん、Sachikoさん、Yurieさん、Saekoさんにご協力いただきました。ありがとうございました。
TBSスタジオでの収録の搬出入や、メロン・スイカの周りを飾る野菜の小花作りやアレンジメントを、原早輝子さん、MIYUKIさん、Terukoさん、足立廸子さんにお願いいたしました。長時間の撮影にも付き添っていただき、心強く本当に助かりました。
(追記)
放送後、「視聴率よかったですよ! カービングについての問い合わせが、いっぱい来ています」とスタッフの方から連絡が。
このような形でスタッフの方に喜んでいただけてよかった。私としてもちょっとホッとしました。
作品へのリンクはこちら
メロンの器・
パパイヤの花器・
welcomeの額・
バラのアレンジ
バターナッツの花器・
冬瓜の花器
バンビちゃんを彫ったスイカ作品は、事情によりHPにはアップできません。
教室に写真を用意しますので、生徒の皆さんはレッスンの際にご覧下さい。